ダイエットWEB > なぜ太るのか

体重と体脂肪

肥満は「体脂肪が必要以上に増えた状態」を指すが、体脂肪率の測定には困難が伴い、そのためBMIなど簡易的な診断法が広く一般に使われていた。ところが、近年体脂肪計(体組成計)が一般にも普及し始め、体脂肪率によって肥満の判定を行う場合も増えるようになってきているようです。

理想的なボディーを手に入れたいのならば、「体重」を減らすことよりも「体脂肪」を減らすことが大切です。 どうしても体重にばかりが気になりますが、大切なのは、脂肪を減らすことなのです。 体重から脂肪だけを取った重さを「除脂肪体重」といいます。


除脂肪体重には、骨、筋肉、血液など、生命維持のために欠かせないものが含まれています。 短期間で体重を減らした場合、減った重量の、ほとんどが水分で、次に筋肉、骨、血液となります。肝心の脂肪はほとんど減っていないようです。体重はあくまでもその人の重さを示したものです。飲んだり食べたりすれば、体重が増えるのは当然なのです。

体脂肪率は、低ければ低いほど良い、というものではなく、低すぎると体温の低下や筋力の低下(筋肉を分解してエネルギーを作り出すため)を招くことがある。女性の場合はホルモンバランスの異常から、生理不順や早発性閉経を招くこともある。適正な体脂肪率は、以下のように言われている。

男性の場合 30歳未満 14~20% 適正値
25%以上 肥満
30歳以上 17~23% 適正値
25%以上 肥満
女性の場合 30歳未満 17~24% 適正値
30%以上 肥満
30歳以上 20~27% 適正値
30%以上 肥満

2

inserted by FC2 system