理想的なボディーを手に入れたいのならば、「体重」を減らすことよりも「体脂肪」を減らすことが大切です。 どうしても体重にばかりが気になりますが、大切なのは、脂肪を減らすことなのです。 体重から脂肪だけを取った重さを「除脂肪体重」といいます。
除脂肪体重には、骨、筋肉、血液など、生命維持のために欠かせないものが含まれています。 短期間で体重を減らした場合、減った重量の、ほとんどが水分で、次に筋肉、骨、血液となります。肝心の脂肪はほとんど減っていないようです。体重はあくまでもその人の重さを示したものです。飲んだり食べたりすれば、体重が増えるのは当然なのです。
体脂肪率は、低ければ低いほど良い、というものではなく、低すぎると体温の低下や筋力の低下(筋肉を分解してエネルギーを作り出すため)を招くことがある。女性の場合はホルモンバランスの異常から、生理不順や早発性閉経を招くこともある。適正な体脂肪率は、以下のように言われている。
男性の場合 | 30歳未満 | 14~20% | 適正値 |
25%以上 | 肥満 | ||
30歳以上 | 17~23% | 適正値 | |
25%以上 | 肥満 | ||
女性の場合 | 30歳未満 | 17~24% | 適正値 |
30%以上 | 肥満 | ||
30歳以上 | 20~27% | 適正値 | |
30%以上 | 肥満 |
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