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有酸素運動&無酸素運動のダイエット効果

ダイエットの情報のなかに「無酸素運動 ダイエット」という言葉をときどき見かけませんか。この言葉にあまりピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、実はよく知られた運動であり、かつダイエット方法でもあります。一般的に効果のあるなダイエットは「有酸素運動」と思われやすいのですが、実際はそうでもなく、無酸素運動ダイエットも効果の高いやり方です。

無酸素運動とは、いわゆる筋力トレーニング(俗に言う「筋トレ」)をいいます。「筋トレ」というと、納得すると思います。筋トレ、つまり無酸素運動を行うと、速筋が肥大します。速筋が大きくなると、基礎代謝がアップする身体になります。ある程度鍛えて筋肉を大きくすれば基礎代謝が高まり太りにくい体質になります。そしてダイエットでは、基礎代謝が高い人や、もともと筋肉の量が多い人ほど体重が早く落ちるます。ですから速筋を鍛える無酸素運動が推奨されるわけですね。

しかし無酸素運動を続けて行ったとしても、体脂肪は減っても体重は変わらないという方が、実際のところほとんどという話しもあります。これは脂肪が減少した代わりに筋肉が多くつくため、体重がほとんど変らなかったり、逆に増えてしまう現象です。しかし本当はそうではありません。無酸素運動は、基礎代謝の高さにダイエット効果を依存しているため、有酸素運動や食事制限に比べてダイエット効果が表れにくい特徴があるだけです。長い目でみれば、筋トレで基礎代謝を上げた方がスリムになります。

太りにくい体を作りたい方は、無酸素運動ダイエットがお勧めです


無酸素運動ダイエットでは、脂肪を落とし体重を落とすことよりも、基礎代謝を高めて太りにくい体を作ることに目的があります。ですからダイエットでは無酸素運動が無意味ということはありません。実際は、大変優れたダイエット方法です。太りにくい体を作りたい方は、無酸素運動ダイエットをはじめるのがお勧めです。

年齢にもよりますが、1分間に脈拍が110~120を越えると無酸素運動になります。ダイエットでは、脈拍が1分間に110~120を越えないレベルが目安になります。無酸素運動は体に負担をかけますので、循環器系に病気がある場合などは、医師に相談した方がいいでしょう。

「有酸素運動」とはウオーキング、ジョギング、水中でのエクササイズ、サイクリングなどがあげられます。有酸素運動では、自分の筋力・体力の50%程度を使うエクササイズになります。数字でいうと分かりにくいでしょうが、つまり、軽く汗ばむ程度のエクササイズになります。

反対に、バーベル挙げ、けんすい、腕立て、全力疾走などは、酸素を血中に取り込まない運動になるので「無酸素運動」といいます。ただしやりすぎは心臓に負担をかけるので、好ましくありません。息をとめて力むような運動が血圧の上昇を招き、心臓や血管の負荷になるのと同じだからです。

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