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脂肪についての基礎知識 ~脂肪の蓄積、肥満とは?~

肥満とは、体脂肪が過剰に蓄積した状態をいいます。 なぜ脂肪が蓄積してしまうのでしょうか?その仕組みを簡単に言うと、「入ってくるエネルギーが、使うエネルギーより大きい」からです。人間は生きて活動するためにエネルギーを摂取しなければなりませんが、それを上手に消費することができないと、余分なエネルギーが脂肪になって脂肪細胞の中に溜まっていきます。


ところで脂肪は主に体内のどこに蓄積されていくのでしょうか?肝臓や血管などにも脂肪は溜まります。特に肝臓に脂肪が溜まりすぎた状態を「脂肪肝」といいます。ただ、肝臓や血管へ蓄積する脂肪というのは限られたもので、多くの脂肪は脂肪細胞が集まった脂肪組織に蓄積していきます。脂肪組織は人間の皮膚の下ほとんどにあるのですが、女性の場合はおしりや太ももにつきやすいものです。

          

また、摂取した脂肪だけでなく、炭水化物やアルコールも、分解・合成して、脂肪となり蓄積します。生命活動を維持するためには、ある程度の脂肪は必要です。皮下脂肪は、小児期(生後1歳までの乳児期)のうちに、顔やお腹、太腿など、その部分に存在する『脂肪細胞』の数は決まってしまうと言われています。

最近では、その後も、少量ですが脂肪細胞が増える可能性があるという研究報告もあるようです。
特に短期間で太ってしまった場合、妊娠線、肉割れ、やセルライト(脂肪細胞の塊)の原因になります。

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