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昼食について

朝食や夕食は話題にされることが多いのに対し、昼食は軽視されがちです。昼食も立派な食事ですし、ダイエット中は、食事1回1回をしっかり考えて食べることが重要となってくるため、昼食のとり方次第でダイエットの成功率がかなり変わってきます。とくに、会社員の方の場合、お昼は外食という人が圧倒的に多いため、注意が必要です。そこで、今回はダイエット中の人が上手にお昼に外食する方法をご紹介しましょう。

まず第一に、脂質過剰のものが多いということがあげられます。人気メニューの揚げ物は、ボリュームたっぷりで見た目にも満足感があり、つい注文しがちです。しかし、揚げ物は油をたくさん吸っているため脂質の摂取過剰につながり、肥満の元になります。揚げ物を摂る回数を減らしたり、脂身や衣は残すといった工夫も必要です。
ダイエット中の人の定番メニューは、そばとうどん。確かに、これらは低カロリーですが、麺類を単品で食べると、どうしても野菜が不足がちとなります。野菜が少ないメニューは、食物繊維が不足するため、すぐにお腹がすいてしまいます。このため、夕食前に大量に間食をとってしまったり、夕食を食べ過ぎてしまいがちになり、結局は太りやすくなってしまいます。

そこで、おすすめなのは定食やセットメニュー。これらは、主食(ご飯やパンなどの穀類)、主菜(肉、魚、卵、豆製品などのタンパク質源を主に使用したおかず)、副菜(野菜や海藻などを主に使用したおかず)が揃っていて、栄養素バランスがいいのが特徴です。

■要注意のセットメニュー
ただし同じ定食ものでも、そば定食やラーメン定食のように、「そばとご飯」、「ラーメンとチャーハン」のような組合わせのものは、穀類ばかりたくさんとれて栄養バランスが悪いのでおすすめできません。また、穀類の主成分の糖質は余分にとると体脂肪になりやすいので、ご注意ください。

味つけが濃く、塩分が多いというのも外食の特徴です。濃い味付けの料理は、食欲が増し、ご飯もすすみます。出てきた品にむやみにソースや醤油をかけるのではなく、味をみてから少しずつ使用するようにしましょう
不況のせいで、安い早いの昼食店が、若い人だけでなく、近頃は中高年男性にも人気のようです。これらのお店のメニューは見た目よりもカロリーが高く、栄養素バランスはあまりよくありません。

不況の時期だからこそ、身体が資本です。昼食をバランスよくしっかり食べれば、最も肥満につながりやすい夕食の食べ過ぎが避けられ、肥満や生活習慣病を予防できるのです。


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