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抜け毛を防ぐ

頭を洗った後、排水溝に溜まった「抜け毛」にドキッとした経験はありませんか?
本来、髪というものは、常に生え変わるものであり、一生抜けない毛はありません。1日の抜け毛が100本程度までは自然の抜け毛であると言えます。年齢を重ねるとともに抜け毛が増えるのも加齢現象の一種で普通です。また、秋は抜け毛が増えることがあり、1日200本前後抜ける場合もありますが、これもそれほど気にする必要はありません。

正常なサイクルであれば、抜けた後から新生毛が生えてきますが、何らかの原因で毛根まで栄養が届きにくくなると、毛母細胞の細胞分裂が正常に行われず、細毛から抜け毛につながっていきます。髪はアミノ酸で作られていますが、その中の4つのアミノ酸(グリシン、プロリン、メチオニン、システィン)が不足していることが考えられます。この4つのアミノ酸を作りだすためには亜鉛とビタミンB6が必要です。

<亜鉛>・・・青魚(コエンザイムQ10などのサプリメントがおすすめ)
<ビタミンB6>・・・青魚や肉類(野菜、果物には含まれていない)

洗髪はしっかりと
過度の洗髪や、逆に洗髪を怠って不衛生にするのは抜け毛の大きな原因となります。洗髪は1日に1回くらいが適当とされています。
また自分の髪や頭皮に合わないシャンプーを使ったり、十分なすすぎを怠ったり、頭皮を痛めるような洗髪をしてしまうのは、抜け毛にとって大きな問題です。適切なシャンプーは頭皮のマッサージ効果も高く血行促進にもなり、抜け毛予防にもなります。

禁煙・禁酒を心がける
喫煙は抹消血管を縮小させます。当然、毛根周囲の血管にも悪影響です。頭皮の血行が悪ければ、十分な栄養も行き渡らず抜け毛につながります。血管を収縮させ血行不良の原因になるタバコは百害あって一利なしです。
お酒は百薬の長ともいい、身体に良いこともあります。しかし、飲みすぎることにより、生活習慣の乱れが出たりします。睡眠不足や不規則な食生活、脂分の多い食物の摂りすぎなどさまざまです。また、必要以上の飲酒によって体内で必要なタンパク質が不足し、毛髪の成長を妨げ、抜け毛の原因となります。

生活習慣を整える
髪の毛は夜間に成長します。就寝中、皮膚に十分な血液が流れることにより、髪の成長が十分に行われます。夜ふかしをすると、毛母細胞の分裂は低下してしまいます。また昼に受けた髪や皮膚のダメージは寝ている間に働く免疫細胞やホルモンによって修復されています。できるだけ早寝を心がけ、十分な睡眠をとりましょう。



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